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老老介護の恐怖と対策

      2016/10/21

老老介護の恐怖と対策
高齢化社会で急激に増えてるのが老老介護。遠方に暮らす子供を頼れず、高齢の夫婦で共に助け合っている状態のことを言います。しかし、そこには様々な危険が伴っています。

見落としやすい

老老介護の怖さは周囲が見過ごしてしまう事だと私は思います。
例えば要介護者と介護者だけで同居していたとします。
介護者が認知症を発症して、正しい判断が出来なくなっていても、要介護者も気付きにくいし、周囲も気づく事は難しいでしょう。
認知症の初期、中期の状態では会話は成り立っているときも多くみられます。
認知症の初期症状は人それぞれですが、時間や場所がわからなくなる「見当識障害」といわれる症状が出現しやすくなります。
ただ、その程度の症状では会話で違和感を感じる人は意外に少ないので、認知症がかなり進行してから初めて気づく人も多いのではないでしょうか。

認知症の怖さ

認知症の高齢者を、同じく認知症の高齢者が介護すると、多少の不便で済めばよいのですが、命に関わることも出てきます。
特に食事、服薬、入浴介助などは、命に関わる事です。
認知症の方の大半は自分が認知症を発症している自覚がないので、自分から誰かに相談することもほとんどありません。
つまり、自信をもって誤った判断をしてしまう事もあるのです。

高齢者のリスク

老老介護のもう一つの怖さは、介護者も身体的なリスクを抱えているという事です。
高齢ともなれば、心筋梗塞、脳卒中、意識喪失など突然急変を起こす可能性も高くなります。
要介護者が寝たきりであったり、認知症で介護者が急変し倒れても、その後の的確な判断や迅速な対応ができない可能性もあります。
介護者は命を落とす危険もあり、命を落としてさらにそのままだと、要介護者が今度は命の危険にさらされるでしょう。

対策

理想の対策としては、地域の住民が1日1回お邪魔させてもらい、お二人が特変なく過ごされていることを確認することだと思います。
玄関先だけの話で終わらせてしまうと、前者でお伝えしたように認知症であっても見過ごしてしまう可能性があります。
在宅での介護は当人たちだけでなく家族の力にも限界があります。
老老介護は本人たちの気持ちに反して報われることは多くはありません。
地域で共に暮らす人たちが協力がなければ、「安心できる老老介護」の実現は難しでしょう。
高齢になれば認知症を発症するリスクがおおきくなる事、そして認知症を発症した方は自覚できる人は少ない事はもっと多くの人に身近に感じてもらいたいものです。

サービス付き高齢者向け住宅への入居も考える

高齢者夫婦での老老介護が心配な場合はサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)への入居も対策としておすすめです。老人ホームとは違い介護士による身体介護は基本的に行われず、食事提供や洗濯といった生活上に最低限必要な補助を受けながら、今まで通り夫婦二人で生活できます。
全室個室なのでプライベートはもちろん、外出も自由ですので、今まで通りの生活を維持しながら快適な暮らしが可能です。

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