在宅介護の完全攻略マニュアル

自宅で介護をする人にうれしい情報満載

*

床ずれ(褥瘡)の進行症状と予防方法

      2015/11/17

床ずれ(褥瘡)の進行症状と予防方法
床ずれとは、簡単に説明するなら「寝だこ」です。医学的な言葉を使うと「褥瘡(じょくそう)」と言われます。

床ずれができる要因は一つではありません。

多くみられる要因は、栄養状態が悪い人が寝たきりなどになり、長い時間、皮膚の同じ部位を圧迫することで血液の循環が悪くなり、虚血状態となり皮膚の組織が壊死し、それが傷となり床づれと呼ばれるものになります。

目に見えてわかる段階としてまず「発赤」といわれるものが出来ます。それが第一段階で、皮下の組織に障害が起きだします。

見た目は皮膚の炎症なのですが、皮膚がうっすら赤くなっているだけなので、見慣れない人には見落としてしまう事もあります。

この状態が続いたままで改善の処置を行わないと、真皮の部分にまで組織障害が起こり、水膨れのような皮膚が敗れた状態になります。

これが「びらん」と呼ばれる状態です。

さらに床ずれの状態が悪化すると、膿が出て潰瘍になります。

さらに進むと皮膚の深い部分だけでなく筋肉、骨まで達します。

床ずれは、皮膚の表面の穴は小さくても中に広がる穴が大きくなっていることもあるので、見た目だけでは状態の判断はできません。私が働く施設の看護師は、床ずれで出来た穴を「ポケット」と呼んでいました。

一度床ずれができかけると進行はあっという間です。

出来てしまった褥瘡を完治させるには時間がかかるし、皮膚がただれることで細菌に感染し命に関わるような状態に陥ることもあります。それだけ床ずれの予防が重視されるのです。

高齢者の体は皮膚の弾力もなく筋肉もおち、痩せた方が多く、薄く弱っている皮膚を骨と床で圧迫しやすい条件がそろっていれば、床ずれが出来やすい事は容易に想像できます。

それでも自分の意志で寝返りが打てるなら床ずれのリスクは低いといえます。

ですが、寝返りが打てない人、皮膚の感覚が鈍くなっている人は、自分ではどうにもできないので、体位を変える手助けや、皮膚状態を清潔に保つ手伝いをしてもらうことが床ずれ予防の大切な手段と言えるでしょう。

 - 床ずれ ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

関連記事はありませんでした